Entry 35
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8月7日に行われた「第6回国際高校生フォーラムin倉吉2007」プレゼンテーションの概要です。
(当日、会場配布の「日本語サマリー」から)
ココから世界へ
-A Renaissance of Japanese Traditional Life-
長野県松本深志高等学校
1.日本人の心と知恵-「もったいない」 松本深志(1)
 「もったいない」という言葉には世界に誇れる日本人の国民性が表れている。この精神がよく発揮されていたのが江戸時代である。当時の日本は完壁なまでの循環型社会が形成され、ごく自然に、日常のなかでリサイクル、つまり「廃物の有効利用」を行っていた。例えば稲は米の収穫だけでなく、衣料や屋根材として利用し、傷んだ後も田畑の肥料とした。また、着物は仕立て直す工夫がされ、使い回した後も雑巾、さらに灰として肥料となった。修理や廃物回収の職業が確立されており、物品の有効利用は徹底していた。このような環境下、子供は「もったいない精神」を自ずと身につけた。

2.現在~無駄の生産~
 しかし、現在の日本は、大量生産・大量消費・大量廃棄の社会となった。たとえば、日本は食糧自給率が低いにもかかわらず残飯の量は世界一であり、海外から石油燃料を使って食料を輸入するため、フードマイレージは世界最大である。

3.地球規模の間題
 一方で、地球規模の食糧問題は深刻化している。世界人口63億人中8億4000万人が栄養不足で、そのうち3億5000万人以上は子どもだ。19億トンの穀物が生産され、世界の人口全員を養う必要量2倍に値するのにも関わらず、これだけ飢えに苦しむ人たちがいる。肉食の増加により、家畜に多くの穀物が与えられていることも一つの要因だが、残飯の廃棄も大きな要因だ。今日の世界的な環境問題も、大量のごみの廃棄や、機械に頼りすぎた生活によって悪化したものだ。

4.明日へ coco
 現代に「もったいない」精神を取り戻すべきだ。そこで、cocoという単位の設定を提案する。cocoは『もったいない』と考えて起こした行動を表す。私たちひとりひとりによる行動が、積み重なって大きく世界は変わるはずだ。

5.未来へ ココの日松本深志(2)
 忙しい生活の中では、地球環境を与える余裕はない。そこで、8時間労働を徹底し、時間に余裕を持つための「ココの日」という日を提言する。個人個人が自分の生活をふりかえる、「個々の日」。飢餓で苦しむ子どものことを考える「子々の日」。家族の団欒を大事にする「戸々の日」の意味を込めた。 この日は、①地元野菜を使って家庭で料理。③この日だけはベジタリアン。④パソコン、ケータイを使わずに話をする。⑤テレビやゲームの電源を切って、新聞や本を読む。⑥夜は電気を消して、ろうそくや行灯の光の中で落ち着いた気分になる。暗くなったら寝てしまう。……など各自で工夫する。  江戸時代の先祖たちを見習い、「ココの日」を実践すれば、何か見えてくるものがあるはずだ。世界が変わるためにも、私たち自身がまず小さなことから行動を起こそう。
「みなさんココからはじめませんか?」

 当日の写真をフォトアルバムに掲載していますのでご覧ください。

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