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2006年08月
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なつかしの人登場!?
波紋のように
90号広報委員長 種子 光幸
 『倉東だより』90号は4年前、サッカーワールドカップの日韓共催大会が開催された年。エクアドルチームが鳥取市にキャンプを張りましたが、そのスペイン語の「シ・セ・プエデ」(やればできるといった意味)を借りて若者へのメッセージでこの年の88号を始めました。
 そして89号までの間に臨時増刊号を二つはさみました。そのひとつが、大きな想い出となった『第一回高校生フォーラム』の特集号です。高校生フォーラムがスタートした年でもあったのです。
 熱気と感動を会員のみなさんへどう伝えようかと広報委員は頭の汗をしぼりました。紙の上に落とすのは難しいと観念もしました。
 フォーラムで見た、次代を担う若者の新鮮で真摯なエネルギー、人が人を動かして築き上げていくまるで人間ピラミッドが完成していく過程を見るような風景、それがまた波紋のように静かではあるが力強く広がる様を見るような印象、今でも鮮明に蘇ります。
 わが子らを見守る応援団と自任していましたが、いつのまにか高校生の渦の中にいるような不思議な感覚で広報の活動をさせてもらいました。100号のひとつ先、さらにもうひとつ先を期待します。
過去の倉東だより
(倉東だより 100号より)
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(tokuyasu)
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本日(8/5)、行われた「第5回国際高校生フォーラムin倉吉2006」プレゼンテーションの概要です。(当日、配布された「日本語サマリー」から)

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第5回国際高校生フォーラムin倉吉2006
特別協賛:マイクロソフト株式会社
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8月5日(土)9:30-17:00
◇プレゼンテーション
◆テーマ
21世紀高校生の考えるヒト・人間・社会
―過去から受け継ぎ、未来の世代に継承していくべき価値とは―

◆プレゼンの様子 (プレゼン順)
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島根県立松江北高等学校
静岡県立浜松北高等学校
鳥取県立倉吉東高等学校
岡山県立岡山操山高等学校
鹿児島県立甲南高等学校
イギリス Baines School
福岡県立修猷館高等学校
長野県立松本深志高等学校
大韓民国京畿道安養高等学校

討論会

◎フォーラムの様子をスライドショーにしています。ご覧ください。

第5回国際高校生フォーラムの趣旨等はこちら

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written by terasaka

本日(8/5)国際高校生フォーラムで実施された討論会の状況をお伝えします。

◆日時 8月5日14:30-17:00

◆参加者 司会・進行  山本・ベヴァリー・アン 氏
             (Beverley Anne Yamamoto)
              大阪大学大学院人間科学研究科 講師
            名越和範 倉吉東高等学校教頭
     ゲスト・コメンテーター
       杉万俊夫 京都大学大学院人間・環境学研究科教授
       中道正之 大阪大学大学院人間科学研究科助教授

     プレゼンテーション参加校 生徒
     フォーラム実行委員会   米田亨生徒実行委員長
     
◆概要 (・は生徒)
(司会)今回のテーマにどのような問題意識をもって取り組んだか?
  ・人と人とのつながりの薄さが多くの事件をもたらしている  
  ・共同体意識
  ・ヒト・人間とは何かを定義→その答えが「つながり」
  ・人間と動物との違い-言語・コミュニケーション
   そのコミュニケーションが少なくなっている
   自分の主張が多く、人の話を聞かなくなっている
  ・メンバーで何時間も議論した。
   この世界で問題となっているものは「紛争」
  ・薄れてきたコミュニケーション。そのためには「Wa(和)」
  ・現代の諸問題を議論。コミュニケーション、紛争など。その根底に何があるか。それが自己中心。死があって、死の前に生がある。
  
(杉万教授)高校生からまじめな話を聞く機会がない。貴重な経験。
  高校生がこれからの時代の先行指標になる。
  言語への信頼性が揺らいでいる
  欲望を求め続けること、もうそろそろいいのでは・・・
(中道助教授)人間とは何か。人間だけという設定をしない。
  21世紀につなぐために自分たちがどうする。リアリティほしい。
[第5回国際高校生フォーラム 討論・まとめ]の続きを読む
本日(8/5)、行われた「第5回国際高校生フォーラムin倉吉2006」プレゼンテーションの概要です。(当日、配布された「日本語サマリー」から)

コミュニティー・スピリット:輝かしい未来への扉  

◆大韓民国 安養高等学校
(Nu RiHan, Seo Hyun Nam, Tae Hun Kim)

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 「我々はいったい何者なのか?」この質問に対する基本的な答えとしては、我々は、我々の属する社会の一員であるということだろう。我々はこの社会の構成員であり、様々なことを行いながらこの社会に貢献している。一方で、「自分自身」に関連した答えも出てくるだろう。そして、それは我々の社会が、より個人主義化しているというサインであり、その個人主義化の副作用として、我々の属する社会が崩壊の一途をたどっている問題点が挙げられる。

 近年、日本、イギリス、韓国などの国において、若者による親殺しが起こっている。また、急速な産業の発展が、農村地域から都市部への人口流出を引き起こすといった社会崩壊や、宗教分裂による国家の崩壊などの問題もある。このような個人主義による社会の崩壊をどのようにすれば食い止めることができるのだろうか。

 その唯一の解決法は、コミュニティー・スピリットを育成することである。コミュニティー・スピリットとは、社会の一員としての帰属意識や結束力のことで、言い換えれば、社会を維持、発展させるためにその一員として責任感と公民権を持つということである。つまり、個々人の利益ではなく、家族、近隣住民、国民が所属する共同体の利益に、より価値を見出すということだ。

 それでは、コミュニティー・スピリットの裏にある原動力は何だろうか。フランス、日本、そして韓国など、多くの国が、コミュニティー・スピリットを奨励しており、それぞれの精神風土に応じた独白の原動力を持っている。そして、そのような原動力を背景としたコミュニティー・スピリットの例として、韓国での取り祖みをいくつか紹介したい。

 最後に、コミュニティー・スピリットを育成するにはどうしたらよいか、私たちにできるいくつかのことを提言したい。我々が、コミュニティー・スピリットの核心を理解し、それらの提言を実行に移せば、我々の社会を維持、発展させるために建設的で正当な競争を促進させることが出来るだろう。
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本日(8/5)、行われた「第5回国際高校生フォーラムin倉吉2006」プレゼンテーションの概要です。(当日、配布された「日本語サマリー」から)


 「言語が担う世界の未来」

◆長野県松本深志高等学校
 提 言 ①言葉の力を再認識しよう。
     ②言攘への信頼感を取り戻そう。
     ③[国連第三者解決推進委員会」を設立し、争いをしている
      国同士を話し合いで解決させよう。そして、その下部組織
      として、「高校生による世界平和推進国際会議」を開催し
      よう。

1.社会的動物としての人間~文化の継承
 人間は社会を構築していく中でさまざまな文化を形成し、世代を超えてそれらを継承してきた。文化の継承は、人間が社会的動物として繋いできたものの中の一つである。

2.人間がこれまでに繋いできたもの~「言語」
 生物学的にヒトは習性として、情報伝達を行い、社会生活を送る。集団内での個体間の伝達方式として言語を用いるのは、他の生物にはないヒトの重要な特徴である。人間は言葉によって歴史を形成し、時間を繋いできた。

3.現代社会~言葉によるコミュニケーション崩壊の時代
 イラク戦争はアメリカが自己の意見を正しいとし、イラクや国連の意見を無視して武力行使に踏み切った。また、日本のアジア外交は、お互いの意見や欲求を主張し合うだけであり、そこに綿密な話し合いもなく、譲歩も生まれない状況だ。

4.対話のない現代社会~過度の自己主張の時代~
 現代の自分の意見を是が非でも通そうという風潮は、言葉を軽々しく使うという問題が背景にある。現代は誰もが自己主張の場を獲得することかできるが、私たちは話し手が語ることを真剣に受け止め、聞くという態度を取れない。このような対話の不成立は、国際関係、外交の場でも生じている。

5.今必要なものは
 ①相手に気持ちを伝える際に、言葉の力を再認識すること。
 ②言葉への信頼感を取り戻すこと。
 これらを達成するために、「国連第三者解決推進委員会」の設立と、「高校生による世界平和推進国際会議」の開催を提案したい。争いをしている国同士に対して、話し合いによる仲介を積極的に行うことと、世界中の高校生が世界平和について利害関係のない立場で自由に話し合い、聞き合うことが必要である。

6.21世紀と言語によるコミュニケーション
 私たちは「聞く」ということの大切さを再認識しつつ、言葉をもっと大切に、真摯に受け止め、この言語によるコミュニケーションを繋いでいきたい。

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本日(8/5)、行われた「第5回国際高校生フォーラムin倉吉2006」プレゼンテーションの概要です。(当日、配布された「日本語サマリー」から)

 「和」から「輪」を広げて
    ~FROM “WA' TO BROADER ‘CIRCLE’~
◆福岡県立修猷館高等学校

[I]ヒト・人間・社会について‥・
①ヒト:地球上の生物の一種。分子生物学においては、他の生物とわずかな塩基配列の違いしかないが、形態・機能等では大きな違いとなる。
②人間:集団で言葉を使ったコミュニケーションを行う。他人を「思いやる心」を持っている。
③社会:人間がそれぞれ役割をもち協力し合う集団。リーダーとフォローワーが存在し、皆の利益のために「ルール」が定められている。

[Ⅱ]「和」の心
*「人間らしさ」が大切にされ、顕著な形となったのが飛鳥時代、聖徳太子の制定した「十七条の憲法」の第一条である。聖徳太子はこの一条で「和」の心について制定している。
 「和」の心とは‥i:相手と―つの目標に向かって協力し、調和すること。
        ii :相手の意見を尊重し、話し合って理解すること。
        iii :ルールを守り、集団の秩序を乱さないようにすること。
*「和」の心はこの後も様々な形で大切にされた。人間らしく社会を形成するためには、とても重要な普遍的価値なのである。

[Ⅲ]現在、崩れつつある「社会」
 「人間らしさ」がかけ、社会のまとまりがなくなり、ぱらぱらになった。
  その理由として  ・自己の欲求の限りない追求
           ・ルール・規範への意識の低下
           ・技術の進歩によるコミュニケーションの減少が
            あげられる。

[Ⅳ]「輪」と取り戻すべき「和」の心
「輪」一一ただの集団ではな<、助け合い一つの共通の喜びを分かち合うため調和しあった集団。
  そのつながりが「輪」である。
*私たちは新しい技術を取り入れながらも、「和」の心を永遠に大切にしてい<必要がある。

[V]地域活動共同体「LAC」(Local place Activity Community)の設立
地域でのつながりをもうけるために、住民が清掃活動や伝統行事を推進する団体を設立する。LACが実際に企画・運営を行っていく。地域での活動をLACが実施することによって、同じ地域に住んでいる人々がコミュニケーションをとる機会が増え、また一つの目標へ向かって協力し調和することの大切さ・達成したときの共通の喜びを感じることが出来る。

[VI]今私たちに出来ること
私たちは、「人間らしさ」を取り戻すため、「和」の心を見直し取り戻す必要がある。他の生物とは違う「心」を失ってはいけないのだ。


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本日(8/5)、行われた「第5回国際高校生フォーラムin倉吉2006」プレゼンテーションの概要です。(当日、配布された「日本語サマリー」から)


Live,Listen,Learn
                                ◆ベインズ スクール

人間は過去から学ぶことができると考えます。しかし今日、それはうまくいかず、これまでの行程を無視している人が大勢います。

まず私たちは、過去を振り返り、価値ある教訓を引き出すことができた過ちを探したところ、すぐにそれがあまりにも多く存在していたことに気づきました。そして過去すでに学んでいる基本的な教訓と、それらを現在私たちが直面している問題にあてはめることに注意をむけることにしました。

子ども時代に戻って、私たちは、お母さんのひざで学んだ教訓話に日を向けました。世代から世代へ受け継がれ、強い道徳的テーマを含んだ数々の物語です。つまり、いわゆる西洋のフェアリーテールを考察したのです。

私たちが提唱する概念は、積極的に耳を傾けられたとき、フェアリーテールは、今日衰えつつある言葉を強調するのに理想的な手段だということです。

私たちのメッセージはシンプルです。人間は、能動的に聴くという基本的な技術を再び学ぶ必要があります。私たちの社会が育ててきた道徳を、より強いものにするために。

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本日(8/5)、行われた「第5回国際高校生フォーラムin倉吉2006」プレゼンテーションの概要です。(当日、配布された「日本語サマリー」から)

Why can’t we enjoy Human Right? -真の生存を目指して

◆鹿児島県立甲南高等学校
 I 私たちが提言する『価値』
 →人間らしく生きること
 *身の安全が保障されている
 *人間の基本的な生活基盤である衣・食・住が全て揃った基本的な生活ができる
 *自由な精神活動を行うことができる
  上記のことを達成するための権利‥・生存権

II 生存権
i)現在の生存権
 *人間が生まれながらに持っている権利。身の安全が保障され、衣食住が全て揃った基本的な生活を営む権利。
)私たちの提案
 *上記で定義する生存権に働く意思の必要性を加味。
  →人々が自ら働く意思を持ち、勤労の義務を果たす中で、人間らしく生きるためのさまざまな生活基盤を構築。
  また、先進国での生存権の利益のみを享受している人たちへ勤労を促す。

Ⅲ 改・国際連合
i)現在の国際連合の問題点
  *一例‥・安全保障理事会において、常任理事国が拒否権を所有しているため、その行使がなされることが危惧され、迅速な対応に支障をきたす場合がある。

ii)改革案
  *『平和執行理事会』の設立・・・対立している者同士の和平を実現。人々の生活をより安定した豊かなものにする。
 a)紛争勃発を未然に防ぐ平和執行活動(PEO)による『和平プロセス』の実施
 b)紛争後の国や貧困に苦しむ国への支援を促進する『特定国支援制度』の実施
※ 1この理事会は難民問題・紛争解決問題のみにおいて強制力をもった決議を行うことができる。
※ 2この理事会に対して法的拘束力をもつのは総会のみ。安全保障理事会は助言や勧告を行うに留める。

 *和平プロセス
 a)平和執行活動(PEO)の実施により和平を実現
 b)「情報局」「和平調停部門」「国際連合軍」「交戦権管理官事務所」「平和構築部門」より成る。
 *国際連合軍
 a)紛争開始前・・・抑止力
 b)紛争開始後・・・中立(戦闘活動を継続中の勢力には、武力による制裁)
 *交戦権管理官
 a)どの国からの干渉も受けることなく、国連軍の制裁開始を可能にする。
 *平和構築部門
 a)難民・保護キャンプ・・・難民の安全・衣食住の確保。職業訓練所と教育施設の開設
 b)暫定政府の発足→DDR(武装解除・動員解除・社会再統合)→選挙→政権移譲
 c)和解プロジェクトの実施
 d)特定国支援制度の実施

Ⅳ 私たちの理想
『生存権が明記されなくても“人間らしく生きるこどが保障される社会』
 *真の『生存』とは・・・『人間らし<生きること』ができる状況に人々があること ・↑このことこそが、過去から受け継ぐべき価値である。


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本日(8/5)、行われた「第5回国際高校生フォーラムin倉吉2006」プレゼンテーションの概要です。(当日、配布された「日本語サマリー」から)

「欲望」と「理性」の果てに・・・
~我々はどこから来たのか?我々は何なのか?そして、我々はどこへ行くのか?~

◆岡山県立岡山操山高等学校

Part1.『我々はどこから来たのか?』
 約40億年前,全ての生命の起源となる最初の生合体が現れた。
 そして,ある時サルから進化した『ヒト』が現れた。
 やがて,ヒトは社会を形成し「時間」と「死」の概念を認識した。
 我々は産業革命でヒトの力をはるかに超えた新しい力を得ることになった。以後,機械に機械を作らせることで,ヒトは自然界の覇者として君臨する『人間』へと変化を遂げた。
 ヒトは,生物的弱者の位置から脱却し,余裕が生まれた。
 そして,「ほしいもの」が生じてきた。

Rlrt2.『我々は何なのか?』
 20世紀,我々は戦争を続けた。
  第一次世界大戦
  第二次世界大戦
  そして,冷戦
  「抑止力」という名の元に,核兵器は作られ続け,人類滅亡のシナリオを描き続けることになった。
 我々は,おカネの魔力に取り付かれ,科学技術を益々進歩させた。
 様々な機械や技術がヒトの欲望を満たすべく稼動する社会へと移行し,資本主義は我々の欲望を無制限に増長させるものとなった。
 が,更なる欲望が我々を衡き動かす。
 それは,「他人がもっていないものjを持ちたいと

 だがしかし・・・ これだけしか人間にはないのだろうか?
 我々が「人間として」と言うとき,そこにあるものは何なのだろうか?
 我々はどこへ行こうとしているのだろうか?

Part3.『我々はどこへ行くのか?』
 我々は人間としての在り方を考え直さなければならない。
  求め続ける『欲望』
  渇望していることを認識し,決して辿り着けないことを理解している『理性』
 この相反する概念を抱き,辿り着けないかもしれないと知りつつも辿り着かなければならない歩み

 我々は,大きな連鎖の中のひとつのピースである。
 所詮人間は弱い存在であって一人では生きられない。
 人間・動植物はもちろんのこと,土や石にいたるまで,すべての事物・大自然の発する声と教えに
 耳を傾けながら,これらに助けられ,支えられて生きていく以外にないのだ。


提言
 私たちは「つながり・LINK』を心に刻んで生きていこう!
 ピースとして『分をわきまえる』という意識をもつことが『足るを知る』ということにつながり,新しい価値観の中で生きていけるのではないだろうか。
 我々が「人間」であること
 それは,決して交わることのない『欲望』と『理性』を抱き,『矛盾』を感じながら歩み続けること

 欲望と理性の果てに見えてくるもの
  「死」をどこかで意識しながら,今を懸命に生きること
 決しておごることなく,価値を探し続ける姿勢
 ヒトとして,人間として,進化を止めてはいけないのだ。

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(当日、配布された「日本語サマリー」から)

「銀河鉄道2006」
◆鳥取県立倉吉東高等学校
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 凶悪な犯罪事件に始まり、政治、経済、国際問題に至るまで、現代の諸問題の根底には、自己の利益を最優先させて他のことを考えない、自己中心的な考えがある様に思われる。なぜ人は自己中心的行動に走るのか。それは「死」というものがあるからだ。

 人間は1 0 0%死ぬ。その絶対的恐怖に対して人は「肉体が滅びれば、自分の存在もそこで終わりだ」と思う。死を終わりだと考えるから、人は自己中心的になる。生きている間に物質的豊かさや快楽などを求めようとするのである。

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 しかし、自分自身の死は生きている限り絶対に経験できないものだ。誰も死んだことがないのに、なぜ人は死に対して恐怖を感じるのだろうか。

 ある哲学者は、死を一人称、二人称、三人称に分けた。一人称の死とは、自分の死。絶対に経験したことがない「私」の死のことをいう。二人称の死とは、親しい人の死。身内や友人など「あなた」の死である。三人称の死とは、他人の死。顔も見知らぬ誰かの死のことだ。これは、人にとってハンカチや財布の紛失と同じ″消失"である。これに接しても、人は何とも思わない。

 そこから人間は自分の死、一人称の死を知ろうとした。三人称の死が私にとって消滅であるならば、第三者にとって自分の死も単なる消滅でしかありえない、というふうに考えたのだ。

 そこにあるのは完全なる孤独である。人と人との繋がりの中で生きてきた社会的生物である人間にとって、死とはかかる一切の関係性の遮断であり、故に最大の恐怖となるのだ。しかし、本当に死ねば一切繋がりはなくなってしまうのか。

 ここで重要となってくるのは「二人称の死」だ。友人・親類など、自分と"繋がり"をもった人の死。これが他の「死」と違う所は、残された者に大きな影響を与えるという事である。誰かの死は、必ず何らかの形で他の生に影響を及ぼす、繋がっている。

 死は残された者にとって完全な消滅ではない。死者は死後も生き続けるのである。

 生物的にも社会的にも、死があるからこそ次の生命に繋がっていく。繋ごうとする。遺伝子も文化も、死によって次に受け継がれ、変化、発展し、また次へと繋がっていく。また、死があるからこそ人間は生を考えることができる。死という締め切りがあるからこそ、人間は生に向かって真剣に取組もうとする。

 死があるからこそ人間は生を認識できる。死なくしては生などありえない。

 そういった意味から、「死」という概念は人間にとって普遍的価値と言えるのではないか。その具体的獲得、継承の方法として、私達は"Death Education”を提案する。

 “Death Education”、その名の通り『死の教育』である。たとえば、学校で育てた鶏を殺して食べる。それにより、自らの命は他の死の上に成り立っていること、そして自らの死が他の生に繋がっていることを学ぶのである。

 「死」を見つめ、そこから「生きる」ということを学ぶ。言い換えれば、”Death Education”とは「死」による「生」の教育ともいえる。

 “Death Education”は同時に“Life Edueation”となるのである。


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「全人類が安全で安定した暮らしを手に入れるためには」
◆静岡県立浜松北高等学校
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 人間は、他の動物と同様に本能をもって生活している。本能はなくてはならないものでもあるが、肥大化すれば私たちの社会は危険極まりないものになってしまう。人間は本能を理性でコントロールすると同時に、自らの知恵を働かせてさまざまな仕組みや制度をつくり、より安定した生活を営めるように改革を重ねてきたことから、人類の普遍的価値は知恵であると考えられる。それらの例としては法律や祭典などが挙げられ、他にも現在までに、さまざまな発明品が誕生し、世の中に普及している。これらは人々の生活水準を向上させた。

 そこで私たちは現在の問題点として、多くの人が安定した幸せな暮らしを送れていないことに着目し、さまざまな解決方法が考えられるが、この問題を経済面・エネルギー面から考えてみた。人類の普遍的価値として考えた「知恵」を使い、経済面では通貨統合によって通貨危機の危険性を回避すること、エネルギー面では、現在あるクリーンなエネルギーや新エネルギーの開発などをすすめ、それを実用化し分配することでより安全で安定的に全世界の人々に供給できるようにしたいと思う。

 このように、私たち人類の普逼的価値とは、「知恵」であり、知恵を使って問題を解決し、より安定した、暮らしやすい社会を作り上げていくことである。このことによって問題が起きたとしても、私たちは再び知恵を使って解決策を考え出し、さらによい社会を築き上げることができる。現在ある良い制度や製品、周りの自然環境などは維持しつつ、私たちは自分たちの現在の知恵を形に残る制度や製品として未来へと継承していくべきである。

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「通心」~人生の師匠と弟子in島根~
◆島根県立松江北高等学校
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『1.人間』
 「人間は社会的動物である。byアリストテレス
 人間は古<から、社会の中で他者との関わりを持ちながら生きてきた。
 社会がなければ、他の動物と同じようなレベルの生活しかできない。

『2.社会』
 現在の社会は情報化社会である。直接人と関わらないでコミュニケーションをとることが可能となり、共同生活を営んでいるとはいいがたい。社会のなかで生きる必然性、人間らしく生きる環境が失われている。この状況を打破するために私たちは何をすべきか。

『3.心の充実』
 現在の社会を生き抜くには、「心の充実」を図ること、また他者とのつながりをもつことで自分が社会の一員であることを実感することが重要だ。そこで、コミュニケーションの場の拡大が必要になる。

『4.高齢者の方ノマの力=島根を動かす原動力
 島根県の全人口に対する高齢者の割合は26.5%(2005年)で、全国一位である。(全国平均は19.9%)
 この島根県の特長を活かした「心の充実」を獲得する方法を提案したい。
 人生の師匠である高齢者の方々との交流を通して、弟子である私たち高校生が社会を生きていくために必要となる「心の充実」を獲得する。

『5.方法』
 師匠から実際に教えていただくことができる「制度」をつくる。行政機関および教育機関が連携して、世代間交流の場を学校のカリキュラムの中に位置づける。その名称は「通心」。
 私たち若者は、この機会に対して受身であってはならない。受身の姿勢では、心の通う双方向的な人間関係を築くことはできない。相互交流を通して、自分の意見を外に出すことができるようになるのも大切だ。

『6.まとめ』
 他者と心を通わせ、心を充実させることは、現在の社会に生きる私たち自身を救う。そして、他者をも救う。
 現在の私たちが失いつつある「心の充実」と、それを得るために必要な「人と人とのつながり」を取り戻し、次世代の人々に継承したい。
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written by terasaka

 先日より左のトップメニューに「フォトアルバム」を登録し、学園祭・高校野球の写真(PTAの方より提供していただいています)を掲載していますが、本日5日の「高校生フォーラム」の様子を登録しましたので、ご覧ください。
 また、「フォトアルバム」に写真を提供していただける方は管理者宛メールでご連絡いただけるとありがたいです。

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(tokuyasu)

第5回国際高校生フォーラムin倉吉2006
  特別協賛:マイクロソフト株式会社
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◆テーマ
21世紀高校生の考えるヒト・人間・社会
―過去から受け継ぎ、未来の世代に継承していくべき価値とは―

◆趣旨
 これまで人類は小は一つの生命体から大は民族・国家に至るまで、自己犠牲や互恵、あるいは協働といった営みにより、社会的な動物として数々のものを繋いできた。繋ぐことは人間の本来的な形質の自然な発現であるといった新しい研究成果も分子生物学や行動生態学などの分野で明らかになってきている。

 しかしその一方で、昨今個我の行き過ぎた主張や規範意識の低下、帰属意識の欠如など、人間社会存続の根源に関わる諸問題がクローズアップされてきている。自己の欲求を限りなく追求していくことこそが最大の価値であるとする風潮も一部見られるなか、拡大していく自我に対し、いかに内発的な抑制と他との協調が行えるかが重要となっている。

 そこで社会のよりよき成員となっていこうとする高校生として、改めて「人間とは何か」を生物学的・哲学的に問い直すなかで、地球・国家・社会・家庭などの具体的レベルで、過去から受け継ぎ未来の世代に継承すべき普遍的な価値にはどのようなものがあり、その獲得と継承はどうすれば可能となるかを提言してほしい。

2005年の様子                              2005年の様子→
◆参加校
長野県立松本深志高等学校
静岡県立浜松北高等学校
岡山県立岡山操山高等学校
島根県立松江北高等学校
福岡県立修猷館高等学校
鹿児島県立甲南高等学校
大韓民国京畿道安養高等学校
鳥取県立倉吉東高等学校
イギリス Baines School

◆ゲストコメンテーター
杉万俊夫 京都大学大学院人間・環境学研究科教授 →先生の略歴
中道正之 大阪大学大学院人間科学研究科助教授 →先生の略歴

◆日程
2006年8月4日(金)~6日(日)(3日間)
 8/4 15:00-17:00 開催行事・基調講演 <一般公開> 
  8/5 9:30-17:00 発表 <一般公開>
  8/6 9:30-12:00 表彰・特別講義 <関係者のみ>   

◆会場
鳥取県立倉吉未来中心大ホール
  鳥取県倉吉市駄経寺町212-5   Tel. 0858-23-5390

◆特別協賛 マイクロソフト株式会社
 *協賛の経緯はこちら

インターネットでライブ中継を行います
日時 8月4日(金) 15:00~16:45 及び 8月5日(土) 9:30~17:00
こちらからアクセスしてください

 第5回国際高校生フォーラム公式サイト


高校生フォーラムとは
◆趣旨
高校生が独自の自由な発想を生かして、現代社会の諸問題に真正面から取り組み、その解決策を模索し、学校・地域・国境を越えた意見交換をするなかで、高校生として今考えうる最大限可能な問題解決の方向をまとめ、将来の日本および世界に貢献できる資質を身につける。

◆目的

1.広い視野と深い問題意識を持ち、公正で逞しいリーダーとして次代を担う高い志をもつ生徒の育成
2.効果的な表現方法を用い、説得力のあるプレゼンテーションができる生徒の育成
3.広汎な交流と知的・社会的刺激の授受により高度な学びへ向かう主体的生徒の育成

◆活動内容

所定のテーマにもとづいて調査・研究・思索したことをもとに視聴覚機器を効果的に使ってプレゼンテーションしながら解決策について自分たちの主張や提言としてまとめ、発表する質疑応答と相互評価を展開し
最後に有識者による講評・表彰(最優秀校・優秀校)をおこなう

◆テーマ

1.生徒が興味を持って主体的に取り組むことができ、かつ今日的・将来的に大きな社会的意義をもつもの
2.思索や議論にはばと広がりがあり、お互いの認識がともに深められるもの

◆プレゼンテーション条件

1.確かな裏づけにもとづいて一つ以上の明確な提言を提示すること
2.視聴覚機器、パソコン等を用いること
3.発表時間は一校20分以内とする

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written by terasaka

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