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2003年07月
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 「倉東だより バックナンバー」として、平成15年7月18日発行のNo.91のP.8の内容を掲載いたします。(2007/06/23 登録)
学園短信 SELHiについて
 本校は今年度、文部科学省からスーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(SELHi)の指定を受けました。今年度は全国一〇八校の応募の中から三十四校が指定を受け、昨年度指定を受けた十八校とあわせて現在五十三校がSELHiの指定を受けています。これらの学校では英語教育を重視したカリキュラムの開発、一部の教科を英語によって行う教育、大学や海外姉妹校との効果的な連携方策等についての実践的研究を行うことが求められています。
 本校は「発信型コミュニケーション能力を中心とする四技能(Speaking, Listening, Reading, Writing)のバランスと内容を重視した育成方法に関する研究」を研究開発課題として取り組んでいくことにしています。これまで大学受験に対応する英語力の育成において実績をあげてきましたが、四技能を効果的に統合した教育方法においては課題が多く、生徒は受動的な技能に比べて発信型のコミュニケーション能力が不足しているという現状がありました。コミュニケーション能力にも比重を置いた英語教育は決して受験対策に逆効果になるものではなく、四技能をバランスよく身につけることが重要であることは、もはや英語教育界の常識となっています。以前は受験英語というと読んだり書いたりはできるが、話したり聞いたりはからっきしだめというイメージと結びついていましたが、現在の一年生が受験するセンター試験ではリスニングテストの導入が決定し、大学の個別試験でもリスニングテストは増加中です。筆記試験においても口語表現、会話表現の比重は増すばかりで、受験英語も以前とはずいぶん様変わりしました。
 しかしSELHiの指定を受けたからといって、無条件で英語教育の環境が改善されるわけではありません。このような研究指定を受けると、予算消化のためのイベントやマスコミ受けのよい活動の計画準備に忙殺されて、最も重要な授業がおろそかになる可能性も危惧されます。もちろんそのような事態を招くようでは本末転倒です。生徒の英語力向上のための指定であることを忘れず、日常の授業という教育活動がすべての基盤であるということを肝に銘じて、より魅力的な授業を目指さなければなりません。英語科では今回の指定がきっかけとなって、日常的にお互いの授業を参観し、忌憚のない意見を交わしながら授業力を高めていくということが、今まで以上に盛んになっています。また、教員数も増員され、一年生のオーラルコミュニケーション(OC)と二年生のライティングの授業では、クラスを二分割にした一クラス二十人の少人数授業が実現し、OCの授業は外国人講師とのティームティーチングで行われています。
 授業以外の分野では具体的には次のようなことを計画(あるいは既に実施)しています。
☆NHK語学講座テキストの購読
 (各クラスに「レッツスピーク」「リスニング入門」「100語でスタート英会話」「でなおし英語塾」の計四冊を置く)
☆Pre-TOEFL(level 2)の受験(一、二年対象 年二回)
☆フォーラム出場チームの英語によるプレゼンテーション
☆夏休みTOEFL集中講座(希望者を対象としたイギリス人講師によるTOEFL対策講座)
☆イギリスBaines校生との交流
☆安養高校との交流
☆冬休みニュージーランド研修(希望者)
☆校内スピーチコンテスト(一年)
☆校内エッセイコンテスト(二牛)
 英語が使えるようになるということは楽器の演奏やスポーツと同じで、一朝一夕に満足できるレベルに到達することはなく、相当な時間と労力を費やして初めてその人り口が見えてくるようなものだと思います。このSELHi指定が魔法のような特効薬になることはありえず、地道な努力の積み重ねで授業を改善していったり、生徒が目的意識を持って学習を継続することが必要不可欠なのは言うまでもありません。
(英語科 牧野徳明)

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 「倉東だより バックナンバー」として、平成15年7月18日発行のNo.91のP.2の内容を掲載いたします。(2007/06/23 登録)
『大学に入ってなんぼ』の価値観から 育友会会長 福井利明
 大変衝撃的な残忍な事件が起こりました。十二歳の中学一年生が四歳の幼児を全裸にしてビルの屋上から突き落として殺害したもの でした。
 このような事件が起きるたびに命の尊さが叫ばれ、人権の尊重が語られてはきましたが、このような悲惨な事件は後を絶ちません。
 いま私たちを取り巻く社会環境は大きく変わり、それによって人々の価値観が変わり、子どもたちの教育環境も大きく揺れ動いています。この様な状況の中で、私たちが子どもたちの教育にいかに心を注ぎ、係わっていくかが問われています。
 東高の長期ビジョンで『倉吉東高のかたち』というテーマが示され、このテーマに則って具体的なメニューが実行されています。その中で私たち親たちもこれをどう理解し、どう関与し、どう見守っていくかが大きな課題です。今年度倉吉東高は、文部科学省のメニューである英語教育強化行動計画において、Super English Language High schoolに指定され、恵まれた教育環境を得ました。こんな豊かな環境の中で学ぶ生徒たちの価値観が『大学に入ってなんぱ』というものだけで良いのだろうか?と疑問を覚えます。
 成績が良ければいい、偏差値が高ければいい、知識があればいい、上位の大学に入ればいい、おもしろければいい、儲かるならいい、自分の欲望を満たせばいい、・・・・・・・・。全てがこの次元の価値観の中で、子どもたちも夫人たちもみんな大切なものを見失ってしまいそうです。
 しかし、こんな不安も、先日行われた学園祭でのプレゼンテーションコンテストを聞き、吹っ飛んでしまいました。『高校生が主体的に語る二十一世紀の教育』というテーマで展開された各プレゼンは、しっかりと現実を見据え、自分たちの活躍する二十一世紀のために今の教育のあるべき姿を提言したものでした。
 『大学に入ってなんぼ』の価値観から、もっともっと、人間として本質的な、人としてどうあるべきか、人としてどう生きるべきか、倉吉東高での学びを通して人生の大きな絶対的な価値観を子どもたちが学んでくれることを願っています。
 そして、多くの先輩たちがそうであったように、私たちの子どもたちが、新しい時代に、この地域で、この国で、そして世界をステージとして活躍することを信じ期待し、新しい価値観の中で私たちも共に学んでいきたいと考えています。
東高教育の進化 学校長 岡本 康
 平成十三年度より本校は「学びの復権」の理念のもと、長期ビジョン「倉吉東高のかたち」を推進してきました。今年で三年目になりますが様々な教育活動の「かた」が「かたち」となって進化の跡が見えてきました。具体的には、学力と大学進学実績の向上、全校生のほぼ遅刻0の実現、学園祭の再生、そして新たな観点での「倉吉東高のボランティア活動」や「高校生フォーラム」の実施などです。
 なかでも学力向上と大学進学実績の安定度は近年、県内では群を抜いて高く全国的にも地方公立進学校としては上位に位置します。これはとみに職員自らの学ぶ姿勢や働きかけが生徒たちを内発的に啓発できていることによると考えられます。そしてその姿勢の顕著な変化は職員研修の充実であります。全職員による研修の場を月例化し全国情報・教科指導の事例研究・個人研究などを共有することで学校全体の指導力の向上につながってきました。
 また学園祭の「プレゼンテーションコンテスト」と、これを受けた国内六校と韓国安養高校の参加による「高校生フォーラム」の成功は本校の生徒・職員に大きな自信となりました。二〇〇二年「第一回高校生フォーラム」はテーマ「環境問題、私にまかせなさい。-現状とその解決への提案-」のもと、大きな成果をあげました。予期したとおり若者のプレゼンテーションは溌刺として鮮烈であり、大韓民国安養高校の参加は教育の国際化、地球規模の視点に立つ上で特筆されることでした。フォーラムの趣旨「将来の日本および世界に貢献できる資質を身につける」、そして目的の一つである「広い視野と深い問題意識をもち、公正で逞しいリーダーとして次代を担う志を持つ生徒の育成」についても一定の成果を得ることができました。これはゲストコメンテーター鳥取環境大学加藤尚武学長、東京大学生産技術研究所安井至教授からの「参加校の生徒によるプレゼンテーションや討論を聞いて、日本やアジアの将来はまだまだ明るいと感じた」というコメントにも表れています。
 そこで、第二回となる本年はテーマ「高校生が主体的に語る二十一世紀の教育-これからの世界を見すえた高校時代の真の学びー」と致しました。今回、生徒たちの提言は「今、まさに教育を受けている当事者の高校生自らが発信していく」という方向性でも画期的かつ革命的とも言えるものであり、これからの新しい時代の日本・世界の高校教育に一石を投じる可能性を秘めています。その意味で今回も、高校生ならではの斬新な視点と力強いプレゼンテーションが期待されます。幸い、ゲストコメンテーターには神野直彦氏(基調講演、東京大学大学院経済学研究科教授)、苅谷剛彦氏(特別講義、東京大学大学院教育学研究科教授)のお二人にお願いできました。両先生とも現在、それぞれの分野で最先端の研究者であり、今回のフォーラムでも高校生たち自らの提言に的確なアドバイスをいただけることと思います。
 来る八月六日、倉吉未来中心で多くの保護者の皆様に全国そして韓国安養高校の生徒たちの提言を聞いていただければと思います。

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 「倉東だより バックナンバー」として、平成15年7月18日発行のNo.91のP.1の内容を掲載いたします。(2007/06/23 登録)
新入生の我が子へ 応援メッセージ
初心を忘れずに (Y)
 ドキドキしながら合格発表に行き、番号を見て思わず目頭が熱くなる程感激したあの日から、早いもので三カ月が過ぎました。春休みのうちから毎日楽しそうに部活動に迫っていた姿を思い出します。
 けれど入学式が終わってからは大山合宿・中国大会・学園祭と大きな行事が次々続き、毎日の部活動、難しい授業というハードであわただしい毎日を送っている我が娘。最近ではガソリンが切れたのか最初の勢いはどこへやら「疲れたー」を繰り返しやる気を少しずつ無くしている様です。
 あこがれていた倉吉東高。いい友だち・先輩・先生そして家族みんなが応援しているから一つずつ壁を乗り越えて行こうね。そして卒業式の時に「東高に入って本当に良かったね」と言える三年間を過ごそうね。
文武両道をめざして! (K)
 息子が人草して三カ月が過ぎた。
 この間に身長も体重も増加し、入学前に合わせた制服が、すでに小さくなってしまった。
 部活は念願の野球部に入り、毎日、練習で疲れ果てて帰って来てはすぐに眠ってしまう。
 勉強といえば、月曜日の朝だけ明け方に起きて、提出課題をしている状態だ。
 今の生徒は、私たちの時代とは違って、ハードなスケジュールとたくさんの提出物をかかえて、本当に大変だ。
 少しずつこの生活にもなれてきたが、自分の体調を管理しながら、これからも文武両道をめぎして悔いのない高校生活を送ってほしい。
雑感-楽生時代 (u)
 「倉東 倉東 ランランラン フレ一!!」我が家の子どもは歌が好きだ。(上手下手は別として)現役倉東生の二人は、今日も声高らかに絶妙のデュエットを奏でている。
 そして、時として大学生の長女も加わり大合唱となるのだが、実に三人が共通した歌える曲-それが倉東の校歌であり応援歌なのだ。
 入学したのも束の間、極度の緊張の中で、必死に覚えたもんな!!
 「高校生活は楽しまなきゃ意味がない!!」と豪語する息子。「学校めちゃ楽しいワ一!!」何が~!!なんとも緩みっぱなしの次女。
 騒音よろしく、今口もカラオケボックスと化した車中の我が子は一生懸命高校生括を楽しんでいる。ま、それもいいかもしれない。
素敵な大人に! (T)
 「ただいま。疲れた。お腹すいた」暗くなってから帰宅する娘。夕食中も部活の様子、倉東祭の準備、テストの結果など、笑ったり怒ったりしながら話をする。
 思えば、中学校時代には辛いことがたくさんあった。毎日悩んで何度も泣いた。だけど苦しんだだけ少しはたくましくなったのかな。最近では落ち込んでいる様子の時も「今日はもう寝る!」とぐっすり眠り、翌朝は元気に起きてくる。
 これからの高校生括でも、多くの難関が待ち受け何度も涙を流すことがあるだろう。でもそれを乗り越え強く優しくなってほしい。三年後にどんな大人に成長しているか、楽しみにしているよ。
 自転車をこぐ後姿を見送りながら、「素敵な一日になりますように」と願い、エールを送る毎日である。

三 本 線
学園祭はいかがでしたか。
 学園祭・高校生フォーラムなど一年間の広報活動を通して見た高校生って、すごいパワーを持っているものだと実感します。
 小学生の頃の思い出のこと。正月前に親戚中が集まって餅つきをしました。そこで中学生のお兄さんが一人でつき上げてしまうのを見て小学生の私は「すごい!」と感激しました。また高校生のお兄さんのギターやトランペットの音色を聞き、これまた「すごい!」と思うと同時に自分もそうなりたいとうらやましくもあったことが思い出されます。
 高校生のパワーに触れてそんな思いがよみがえりました。
 学校では昨年から週五日制の導入により、生徒は今まで以上に家庭での自主的な勉強の確立が必要となりました。そうした環境の中で、生徒は頼れるのは自分自身だけという思いが育ってきたのではないかと思います。そして今年はSELHi(Super English Language Highschool)の指定校となり、英語の「会話力」を身につけることを目指しているそうです。
 生徒諸君はなかなか大変でしょうが、この一年見てきたパワーをもってすればこの課題に応えてくれることでしょう。
 年々パワーが無くなっている私も、元気の良い高校生諸君のパワーに触れ、そのパワーを取り込み、新しいことに挑戦してやろうと改めて思いました。
(広報委員長 鳥原康則)

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